ミニコラム、2回目です。
砂枕の販売、砂浴のシーズンを前にして順調です
まだ在庫はございますので、今なら即ご購入出来ますよ!
併せて、BBQ大会のご参加も御検討下さいませ!
(砂浴の体験と、枇杷葉温灸の体験、スラックラインの体験をしながら、お野菜のBBQをしますよ)
それでは・・・コラムをどうぞ
【ミニコラム】健康の醍醐味
第2回目 低~い体温になる原因は?
夏場でも体温が低い、冷え症の方って多いですね。 冷房が良く効きすぎている、運動不足など自覚されている原因も有るでしょうが、それらに気を付けていても手足が驚くほど冷えている方が沢山居られます。 そういう方々の傾向として多いのが、自分の身体で作り出せる熱量にそぐわない水分を身体に蓄えている状態。 言い換えれば「水分の摂り過ぎ」です。 これが不健康になる大きな問題点の1つだと私は思います。
水分補給をすると必然的に体内の水分が増え、自ずと血液量が増えます。 血液は筋肉運動を行う事で温度を高く保持していますが、加齢や歩かない生活習慣で筋肉量が減った状態になり、更に体に摂り入れる水分量が増えると血液は直ぐに冷えてしまいます。 ヤカンの中に水が少なければお湯は直ぐに沸きますが、お湯が沸いていない状態なのに、次から次に水が足されてお湯が常に沸かない状態…と言えば判り易いでしょうか? この状態が続くと、常に血液が冷え、血流悪化&体温低下となり、自ずと体調不良になるのです。
故に冷えない身体にする為の簡単な方法は、水分摂取を控える=体全体の水分量を減らす事。 これで少ない筋肉量でも血液を温め易くなります。 実は食事や呼吸で1日に必要な水分量の大半は補給出来ています。 日本は湿気が多く、主食のご飯も水分が大半です。 ご飯と一緒にお味噌汁を飲めば、汗をかかない生活をしている方なら必要な大半の水分補給はそれだけでも十分です。 テレビの情報だからと1日2ℓの水分補給が日課!…と水筒を常に持ち歩いて体調が思わしく無い方は、これを機会に世間の常識を疑ってご自身の体の声を素直に聞いてみて下さい。
植物は水を与え過ぎると、根枯れしてしまいます(植物は水分が少ない位でも元気に育ちますし、冷水を与えるのは良く無いですよね?)。 人間も植物も生き物ですから原理は同じです。 一度、植物の気持ちになった気分で水分摂取を実践してみて下さい。(※注意点:人により必要な水分量は違います。例えば水を1日3ℓと普段より多く摂取して体調が良くなった…という方は、それが正解。自分の体の声を信頼して下さい。)
もう1点、水分の摂り過ぎで起こる現象は「細胞の緩み」です。 過剰な水分補給は血液の増量以外にも細胞で水分を蓄える事でコントロールされます。 一時的な蓄えなら良いのですが、常に細胞に水分が溜まった状態ですと、細胞が緩みっ放しで締りが無くなり、冷えた状態になります。 一度冷えてしまった細胞(特に肝臓・腎臓・腸の臓器)はなかなか温め直す事が難しく、表面的に身体を温めてもなかなか「芯からの冷え」が改善しません。 脳が臓器の冷えを感知できずに放置している事も冷えの症状を悪化させる要因の1つです。 こういう時には…蒟蒻湿布! 蒟蒻の熱は不思議ですが「芯からの冷え」を改善し余分な水分を体外に排出し易くしてくれる効果があります。
次回のコラムでは当院でのお話会でもレクチャーしています「蒟蒻湿布のコツ」について掲載してみましょう。
今月の提案/冷え対策には、先ずは「水分補給」を程々に!
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