ミニコラム、4回目は・・・蒟蒻湿布 の実践!
【ミニコラム】健康の醍醐味
第4回目 蒟蒻湿布を極める <後編~実践編~>
前回のコラムで「蒟蒻湿布」の準備の仕方とそのコツをご紹介しました。
今回は実践の流れと、ちょっとしたコツをお教え致します。
【実践】 タオルに包んだ蒟蒻湿布は肌に直接当てます。 先ず仰向けで肝臓と丹田へ。 蒟蒻湿布を置く場所が決まったら、お腹周りが冷えないようにバスタオルを乗せ、その状態で20~30分温めます。 蒟蒻の種類や温め方、タオルの厚さによって、湿布の体感温度はかなり変わりますので、熱ければタオルをもう1枚追加して包み、あまり温かさが感じないようなら、タオルを1枚外して温度調整をして下さい。 目安にする感覚は「温かくて気持ちが良い」です。
さて、蒟蒻湿布をする一方で脾臓を水で絞ったミニタオルで冷やします。 肝臓や腎臓は弱ると冷える臓器ですが、脾臓は「古い赤血球の破壊を行う」のでその働きの際に熱を持つ臓器です。 故に脾臓の熱を取ると肝臓や腎臓の回復が良くなりますので、蒟蒻湿布の際には脾臓を適度に冷やします(小さい保冷剤をミニタオルで包んで冷やす方法でもOKです)。 この冷やす際の目安は「冷んやりして気持ちが良い」を指標に。
30分が経過=肝臓と丹田の温め作業が終了しましたら、蒟蒻湿布を当てた肝臓&丹田の部分を冷えたミニタオルで軽く拭きます。 温泉後の水風呂効果と同じで細胞の引き締め効果がありますので忘れずに行って下さい。
次にうつ伏せで腎臓を温めますが、その前に…蒟蒻湿布のタオルを1枚外し、3枚から2枚に減らします。 すると丁度良い温かさの蒟蒻湿布に再び戻ります。 蒟蒻湿布を腎臓の上に置きましたら、その上からバスタオルを置き保温・固定をし、20~30分間温めます。 ここでも再び脾臓を冷やしたい場合は追加で冷やしましょう。
30分が経過=腎臓の温めが終了しましたら、同じく冷えたミニタオルで腎臓部分を拭いて、皮膚の細胞をキュッと締めます。 これでお手当は終了。 次は後片付けです。
使い終わった蒟蒻はしっかり流水で水洗いをし終えてから、水を張ったタッパに入れて冷蔵庫で保存します。 安い蒟蒻で1週間、高い蒟蒻だと2週間以上再利用出来ます。
【枇杷葉の併用】 蒟蒻湿布をする際に、肌と蒟蒻の間に枇杷葉を置いて湿布をすると枇杷の成分が肌に吸収されて、よりお手当ての効果が上がります。 枇杷葉はツルツルとした表面を良く水洗いし、その表面が肌の面に当たるようにして使って下さい。
【注意点】 本文中にも書きましたが「気持ちが良い」と言う感覚が無いようなら蒟蒻湿布を中止して下さい。 熱さを我慢しながら続けても全く効果は現れませんよ!
また同じお手当て法を続けると、身体が飽きてくることが稀に有ります。 その時は、足湯や腰湯、薬草茶、枇杷葉温灸など、他のお手当法を織り交ぜながら飽きがこないような工夫をしてみて下さい。
今回の提案/蒟蒻湿布は「気持ち良~い!」が効いてる目安
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