枇杷葉エキスの作り方
枇杷葉エキス作りは
自然療法の基礎なので今更説明する必要もない事かもしれませんが
一応、基礎的な事のおさらいと言う事で
私なりの作り方をご覧頂ければと思います
用意するもの
枇杷葉 120~150g
ガラス瓶 今回は3リットル瓶を使いました
ホワイトリカー 度数が35℃以上ある物なら何でもOK
先ずは・・・
枇杷葉を洗います
裏面のケバケバまで良く落としましょう・・・と書いてある本も有りますが
私は表裏のおおよその汚れが取れれば十分と言う方針で
タライに水を入れた中で、軽くスポンジ&手洗いで済ませます
洗った後の枇杷葉は良く水気を取り、半日新聞紙の上に広げて乾燥させましょう
水気が残ると腐敗の原因になりますのでね
洗い終わった枇杷葉150gがコチラ
大きい葉っぱより1枚10gずつありますね~
その葉っぱを挟みでジョキジョキと断裁します
葉っぱのエキスを沢山出す為ですね
2~3cm幅のカットで充分ですが、私は少し細かめにカット
こうして半分に畳んで切ると切り易いですよ!
これを消毒したガラス瓶にどんどん入れていきます
(消毒はホワイトリカーをクッキングシートに少し浸けて拭くと良いですね)
葉っぱは奥にどんどん押し込んで下さい
3ℓ瓶で半分以下に収まります
液体が入ると・・・丁度葉っぱがヒタヒタに浸かった状態になりますね
あとはこれを半年以上寝かせましょう
半年くらい経過すると葉っぱからエキスが出なくなるので取り出し
ワインと同じく更にそのママ置いておくと、エキスはどんどんと濃くなります
(取り出した使用済みの葉っぱは、お風呂などに入れて枇杷葉風呂として使いましょう)
因みに・・・1年経った枇杷葉エキスは左側のような色に
写真のように1年間枇杷葉を入れっぱなしにしても大丈夫ですよ!
(でもこの後、エキスと葉っぱを直ぐに分けました )
あ、最後に
漬け終えた瓶の蓋に、仕込んだ日にちを書いておきましょう
これで作業は終了!
枇杷葉エキスはアルコールで作っていますので半永久的に保存が出来ます
そして年数がたてば経つほどワインのように濃くなって効能もUPしますよ
枇杷の葉は「濃い~葉っぱ」をチョイスして下さいね
(古い葉っぱの方が効能が上ります)
採取の季節は1年中どの季節でも大丈夫です
枇杷葉エキスの使い道は・・・
とりあえず、色々と困った時には先ずは最初に枇杷葉エキスを試してみましょう
蚊や虫に刺された、歯が痛む、口内炎を治す、保湿として肌に塗ってみる、頭皮のケア
お腹が痛いので塗る、などなど
炎症鎮痛効果の成分が有りますので、色々な用途に使えます
ガンの副作用の痛みを軽減したという実例も多々ありますのでね
但し
肌が弱い箇所に使う場合はアルコールが沁みてしまうので
エキスを薄めて使いましょう
(沁みるのを嫌がる)お子さん用には
枇杷葉を煮出したエキスでもアルコールで作った物と同じ効能が有ります
でも、煮出したエキスは水で作っているので、長期保存は出来ません
冷蔵庫に保存したとしても1カ月程で使い切るようにしましょう
以上
また何か他に疑問点があれば直接ご質問くださいね
院にも少し枇杷葉エキスのストックが有りますので
欲しい方はお声掛け下さい
また枇杷葉エキス作りの直接指導もやりますよ
« ミニコラム、6回目は・・・健康の「5つの根っこ」 | トップページ | ミニコラム、7回目は・・・<健康の根っこ>1つ目「息」(前編) »
« ミニコラム、6回目は・・・健康の「5つの根っこ」 | トップページ | ミニコラム、7回目は・・・<健康の根っこ>1つ目「息」(前編) »
コメント