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2015年2月17日 (火)

ミニコラム、11回目は・・・<健康の根っこ>その2「食」 パート3

【ミニコラム】 健康の醍醐味

 第11回目 「健康の5つの根っこ」 食-3 ~食に対する目線を変える~

後のコラムで説明することになる「健康の5根っこ」の4番目「想」でのお話と重なる内容ですが、農薬や添加物の是非などと言った「食材の質」にこだわることよりも「食に対する考え方を柔軟にする」ことを重要視した方が、心身の健康にとってはより大切であると思います。

幾ら健康に良いと言われる食材でも「体を治す為のもの」と言うように薬を飲むような意識で食べていては、ある程度までは体調が回復しても、それ以上の回復効果が出ないケースが多々あります。 私が最も大切だと思う食のポイントは「食事を楽しみながら、感謝の気持ちをもつつ、1口1口丁寧に味わって食べること」です。

同じ独りの食事を摂るにしても、暗くて狭い部屋の中で食べるよりも、緑の木々に囲まれた公園で食べた方が気持ちが良いですよね。 ケーキを食べる場合でも「夜中に間食をすると太るかも…」とか「ひょっとしたら添加物が大量に入っているのでは?」と思いながら食べるよりも、単に「今日は疲れて体がケーキ欲しているから、今はこのケーキを美味しく食べよう!」とだけ思って食べた方が健康的ですよね(実際にこういう食べ方をした方が太りません)。

私は食事をする際には手を合わせて合掌をしながら「3つの感謝の気持ち」を必ず唱えるようにしています。 1つ目は料理を作って下さった方への感謝(料理を自分で作られる方は一緒に食べてくれる方への感謝でもOKです)。 2つ目は食材を提供して下さったお百姓さん、漁師さん、我々の元へ運んで下さる流通関係の方などへの感謝。 3つ目は食材そのものに対して「私の骨や肉となり命となってくれること」への感謝の気持ちを「貴方の命を私の命にさせて頂きます」と唱えます。

これらの感謝の気持ちがあれば、たとえハンバーガーセットや既成のお弁当でも「色々な食材の命の提供があり、様々な人の苦労があって、ようやく出来上がったこの食事は、本当に有り難いな~」と思えるはずです。 そうすれば、自然と笑顔で楽しい食事になりませんか? その気持ちを持てずに、食材の負の面(農薬や添加物の有無、遺伝子組み換えや放射線量についてなどなど…)だけを見る心が強いままだと、貴方の身体にはその気になる食材の負の面の影響がより強く出てしまいます。 例えば…友達と遊ぶ際にその人の良い面だけを見てあげれば一緒に居て楽しいですが、悪い面ばかりを気にしてしまうとギクシャクして一緒に居ても楽しく無いですよね。 これと同じで、出来るだけ人も食材も良い面だけを見られるようになりましょう!

このように、食への目線を出来るだけ良い面にだけ向けて心から楽しむ食事になれば、身体も心も自ずと健康になる…と私は思っています。 但し、ファミリーレストランやコンビニ弁当のお世話になるのは本当に困った時だけにして、玄米ご飯や手作り味噌を用いた「良く噛む食生活」が食事の本流になるように心がけて下さい。

今月の提案/笑顔と感謝の気持ちで食せば・・・多少の添加物入りでも大丈

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