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2016年2月16日 (火)

ミニコラム、21回目は・・・<健康の根っこ>想-2 ストレスコントロール

【ミニコラム】 健康の醍醐味

 第21回目 「健康の5つの根っこ」 想-2(ストレスを味わう)

今回は「想=考え方」の中で、現代人が一番多く抱えているであろう問題の「ストレス面」をいかにコントロールするか?というお話です。 
※今回のお話は、精神的なストレスは勿論、肉体的なストレスにも効果が有ります。

日々体に良い運動をして食事に気を付けている方でも、ストレス過多が原因で体のバランスを崩してしまっている方は多いようです。 ストレスは適度な量・刺激であれば、健康な体を作る上では良い材料になりますが、多過ぎると交感神経(緊張状態)が常に働き過ぎて暴走し、ついには体の制御が効かなくなり様々な症状悪化に繋がっていきます。 とは言え、余計なストレスは一切受けないようにする…という事は無理なので、「今あるストレスを[思考の変化]によって、体に吸収しづらい=頭で考えた事が身体に悪影響を与えないストレスに変える」という方法を今回はお教えします。

その方法は、前回コラムの「真正面から痛みを観察する」事の応用でもあります。 ストレスを感じた際に、体の何処の部分が一番緊張感を感じているのか?を注意深く探してみて下さい。 例えば嫌な事を思い出すと…頭がもわっとする、喉がぎゅっとなる、鳩尾が重くなる…そんな体の「嫌~な感じ」が体の何処かで必ず現れる筈です。 その「ストレスを感じた際に身体に現れる嫌~な感覚」をじっくりと観察します。

その嫌な感覚を他人に判るように数値化していきましょう。 嫌な感覚の大きさは? 皮膚の表面からの深さは? 形(丸・楕円・四角)は? 材質(ゴム・鉄・雲など)で例えると? 強いて言えばどんな色?  匂いはどんな匂い? 10段階評価で今の不快度は何点?…という問いに直感的に答えていきます。
これが出来たら一度、頭の中を真っ白にして大きく深呼吸! そして5秒数えて(少し間を置くのがポイント)…これで終了です。

もう一度、最初のストレスの事柄を思い出して「嫌な感覚」を観察して下さい。 すると…嫌さを感じている場所や大きさが先ほどと変わったり、不快度が減っていませんか? この作業を何度も繰り返すとこのストレスは「持っていても良いストレス」に変化して体に悪影響は出なくなります(10段階評価で2~3点になれば持っていても良いストレス状態ですのでこれで終了です)。 

ポイントは「嫌なものを逃げずに真正面からじっくりと観察する=味わい尽くすこと」です。 いい加減で逃げ腰な観察を何度繰り返しても変化は全く現れません。 また体の感覚を感じている際には不要な感情(ストレスを受けた際の愚痴など)は出さないように気を付けて、あくまでも観察のみに集中して下さい。

もしこれでも変化しない場合は、常にプラスの言葉を口に出す癖をつけましょう。 「ありがとう」「気持ち良い」「ラッキー」などなど。 すると性格も言葉に誘導されてプラス思考に変化し、体もストレスに影響されづらい体に変化しますよ。

決して無くならないストレスは、敵対心を持って接する事はせずに、出きるだけ仲良く付き合えるようになった方が良いと思いませんか?

今月の提案/ストレス()も、正面から味わい尽くせば、友(薬)に変わる!

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